無花果は大好物 2009.9 安田 倫子

教室のKさん手作りの無花果(イチジク)の寒天とお庭の青い蜜柑(みかん)を戴いた。

青い蜜柑は「秋刀魚(さんま)の美味しい季節だから」と寒天の方はちゃんとステンレスの寒天ケースに入れて、保冷剤もしっかり2つも入っていた。「ヨーグルトをかけて召し上がれ」ですって。

戴きましたとも 。

 

無花果は大好物の上、薬効が高いので、皆さんにも普段から召し上がることを是非お勧めします今が旬ですが、年中乾した実も手に入るので効能に期待するところのある方は、毎日2〜3粒召し上がって〜

 

名称:無花果(日本では実をイチジク、葉を糖柿葉とよぶ)

期待される効能:実=高血圧(血圧降下作用=ブソラレン)、動脈硬化、便秘、痔、整腸(胃腸病)、二日酔い、更年期障害、神経痛、など
葉=天日で乾燥しお茶として飲むと血圧を下げる。お風呂に入れると神経痛や痔に効く。
白い乳汁=蛋白質分解酵素(フィシン、リパーゼ、アミラーゼ)肌をツルツルにし、イボを取る。

主な成分:食物繊維(ペクチン)=腸に欠かせない成分・
蛋白質分解酵素(プロテアーゼ)(フィシン=皮膚をすべすべにする)抗がん物質(ベスト)ベンズアルデヒド・抗酸化物質(活性酸素の発生を抑える)ポリフェノール・ビタミンB1,B2,C、カルシウム、鉄、マグネシウムなどミネラルを多く含む。

糖・・・約15%、酸・・・約0,3%、果実の色素・・・アントシアン系シアニン

注意:よく熟した実を食べること。熟していないものは胃の壁を傷つける。

まとめ:イチジクは血液をきれいにし、美容にも効果を発揮し、胃腸病にも効能があり、炎症を抑え、喉(ノド)の痛みを抑え、黄疸の治療薬としても昔から用いられてきた。性ホルモンエストロゲン様の成分を含むので女性更年期障害の手当には最も優れた効果がある。(これはブルーベリーとザクロも同じ)

 

ね、ね、素晴らしいでしょ

我が家にはデザートではなく梅肉エキス、サンザシ、生姜などと同じようにイチジクは欠かせないものです。

<エッセイ目次へ>