2009年 「倫子塾」 分杭峠合宿研修
場 所 : 分杭峠(ヒーリング)及び長野県上伊那郡長谷村 南アルプス生涯学習センター「入野谷」(宿泊研修)

合宿レポート

2泊3日の呼吸法の合宿で分杭峠に行ってきました。

なんと今年で2回目、最初は合宿が楽しみでしょうがなかった。
半年も前からカレンダーをめくっては指折り数えてウキウキしていた。

しかし・・・。
だんだん合宿が近づくにつれて〜。
・・・。

自分が昨年とどれだけ変わったのか、何を得て帰ってこられるのか、直前になればなるほど苦しくなり練習も空回りして辛かった。でも、もがきながら最後は少し落ち着きを取り戻し、「素直な心で静かに気場を感じてこよう」そう思い、合宿に無事行ける環境であったことを感謝した。

朝、新宿駅に集合し高速バスで現地まで移動した。この時期、高速道路が1000円だったのと連休が重なり、もう大渋滞!バスの中で食べているor寝ているかどちらかの弟子達(←これが後に叱責を受けることになる・・・)にガックリと肩を落とした先生から、筆ペンで書かれたA4の紙の指令が回覧されてきた。でも、手の体操をしながら意識はもうなかった。。

現地には大幅な遅れで到着。初日に予定の気場行きは無理だろうと思っていたのに、下見だけでも行けることになった!気場に着いたらタッチアンドゴーですぐバスへ戻る。。見た目は慌ただしく見えるけど、実は効果ありありなのだ!(←力説環中・・・)
やっぱり初めての所ってドキドキしたりその場に慣れるまで時間がかかって、やっと慣れたら帰るという残念なことになる場合がある。でもこれで明日はきっとスッと場に馴染める。そんな気がした。

宿に着き、ついに本格的に合宿の練習が始まる。
先生から開口一番、叱責!(←ギャ〜TT)それはもちろん行きのバス中での行動についてだった。本当はその時間を有効に使うべきだったのに、ゴーゴーとバスの中でただ寝ただけ。みんなと一緒で嬉しくてつい一瞬合宿という目的を忘れてしまった。最初からこれだから先が思いやられた。
でも、これからが大切なので気持ちをすぐに切り替える。

そして練習が始まってすぐ、先生からパワーストーンブレスのプレゼントがあった。(えっ!?昨年は2日目の夜だったのに、今・・・ですか!不意打ちで内心かなり驚く。)
最初は特に頑張った人達に・・・☆残念〜私ははずれてしまう。でもなるほど納得!の人選で、とても成長した人、よく頑張った人、期待してます!という人にだった。「がんばんなさいよ・・・☆」今回特別賞をもらえなかった人に、先生がそう囁いたように感じた。。

その他の人達にもブレスがプレゼントされ、私は今回アメジスト。わぁ〜紫がいっぱいのブレスは初めて!実は〜(←小声で)普通のブレスがもらえてホッ。普段フワフワしているので、私だけ封筒にペラ〜っと紙1枚が入っていて「帰ったら漬け物石進呈」なんてことにならないか内心ドキドキしていた。「漬け物石を差し上げましょう。そうすれば地に足着くでしょう。」
ヨカッタ!いただけました。私もブレスを・・・TT。(←嬉し泣き)

今回は、ご飯・休憩・お風呂を除き、朝5:30〜夜10:00までビッシリ研修、最初は用意の時間もあるから早く起きよう!と決めたものの結局そんなことはどうでもよくなり、ギリギリまで寝てスッピンで5:30に河原に集合。一瞬女性を捨てました。(後にすぐ拾い?ましたが・・・)

2日目、朝食後に昨日下見に行った気場へGO!!お宿のマイクロバスに乗って山道をどんどん登っていく。おっ!途中鹿を見つけたゾッ!
気場の途中の山道は細く、1車線しか通れないような道をくねくねと進み、まるでジェットコースターに乗っているような気分。
車に酔いそうだったけど、森のいい香りがして景色も素晴らしく車酔いも忘れてしまうくらい。黄緑色に黄金が入ったようなとっても綺麗な緑の中を走り、羽根があったらパタパタ飛びたい気持ちになった。

気場に着くと、まず山道を登り気場水を汲む班、気場直行班に分かれた。
どちらへ行くかは自由に選べて、私は今回迷わず気場へ直行の気分だった。少し下り現地に到着すると・・・もうそこは人で溢れていた。

人のおしゃべりは極力気にしないようにして怖いくらいの急な斜面に座る。時間はたっぷりあったのだけれどそれにしてもガヤガヤと本当に騒々しい!でも、気を取り直して気の香りを嗅ごうと集中!すると〜漂ってくるジューシーな香り。まぁ〜!なんて気場っていい香りだったのかしら・・・???。すると横から「それ、グミの匂いよ!」先輩から指摘が入る。シーン・・・。 もう〜気場でお菓子なんか食べるな〜!!そういえば、昨年の気場は雨がシトシト降っていて気場の甘い香り、したよなぁ〜。(←遠い目・・・)

それから少しすると、なぬ・・・?今度は下から犬と飼い主がこちらの方へくるのは見間違いか・・・?結局私の横へ座った2人と一匹。ハァ・・・。心からの溜息をつく。お次は気場の香りを思いっきり吸いこんだつもりが何故か煙を吸いこむ。なんとすぐ横でタバコを吸い始めた人あり。「タバコっ!?」思わず口に出してしまい、それが聞こえたようで慌ててタバコの火を消していた。・・・。ガックリと肩を落とす。ええ、ええ!これだって立派な忍耐の修行ですとも〜〜っ(←こだましている)

そんなことと格闘しているうちに入り口にいる先生から合図があり、気場の斜面から撤収!(←逃げ足は素早かった!)入り口付近にもベンチがあり、そこになんとなく落ち着く。そこでいつの間にか太陽の光ワークが始まっていた。いつも身近にあるのになかなか感じることができない太陽との接し方を学べて、本当に嬉しかった。

時間になり、登山水汲みチームと合流する為集合場所へ戻る。水汲み班もそれは素晴らしいワークをしたようだった。合宿所へ戻り、2手に分かれた報告会を交互にすることになった。
本当はそれぞれの班の代表が話すという課題だったけれど、結局全員がそれぞれ感想を言うというような形になってしまう。短い時間で役割分担・話をまとめることができなかった。

私達は太陽の光ワークの報告をし、気場の状況と光をどのように感じたかをそれぞれが語り、山道気場探索チームは、いろいろな気が集まっている「気の交差点」というのを感じてきた報告を聞き、凄い!あんな風に感じることができるようになりたい!そう思った。

今日も午後の練習が終わると夕食前にお風呂の時間。温泉〜♪ここのお湯は何種類もありとても楽しいお風呂。弘法大師が掘り当てたと伝わっているお湯は、大々的に書いてある訳ではなく入り口にひっそりとある。。これまたいちばん色気のないお風呂なんだけど、来るたびに必ず浸かってからお風呂をでることにしている。
それにしてもみんなで温泉っていい。ゆっくり浸かっていろんな話ができるし、開放的な気持ちになって悩みも相談しやすいかも。。

その後のご飯もまた格別、みんなで食べるからよけい美味しく感じるのかな。。ここは3食ご飯がついていて、それも身体に良い野菜中心のご飯。特に鮎の干物が美味で、魚の骨が苦手な私が頭からシッポまで残さず食べてしまったくらい!ご飯が何杯でも食べられるくらい美味しく(←本当に何回もおかわりした)、鮎の干物に感激して帰ってきた。

(ドキッ!ご飯の感想で締めくくり・・・!?どこからか〜溜息が聞こえてくる気がするような〜しないような・・・)

コホン。

昨年よりもハードスケジュールでしたが、今年もとても充実した時間を過ごすことができました。
特に今回は、予想よりもかなり多い時間を素晴らしい瞑想室で過ごすことが出来、最後の最後までみんなで感謝の気持ちでいっぱいでした。

朝早くから夜遅くまで、合宿中本当にどうもありがとうございました!!
先生ご夫妻に、心からお礼を申し上げます。